1992(平成4)年、NASAが開発したスペースシャトル「エンデバー」に乗り込んだ宇宙飛行士・毛利衛まもる氏が宇宙へ飛び立ったのが今日9月12日。
高校生だった私はテレビ中継を見てワクワクしていました。
就労支援施設を立ち上げ、利用者さんと一緒に仕事をするようになって2年半。
最近、仕事をするなかで「障害のあるなし」は関係がないと思うようになりました。
障害をお持ちの利用者さんも、定型発達の職員も、私からすると同じ【仕事をする仲間】というように見えます。
ひとりひとり、得手不得手があって、好きな事嫌いな事があって、集中できるときとできないときがある。ただそれだけの違い。
だから、ひとつの作業をみんなでする時には、適材適所を考えなければなりません。
これは利用者さんの作業の配置のことだけでなく、職員の役割分担然りです。
マネジメントの出来る人苦手な人、利用者のケアが得意な人不器用な人、それぞれですよね。
そこを上手に考えてあげることが、ひとりひとりにとっての事業所内での居場所を提供できるようになると思います。その先に社会的な役割を全うしようという気持ちになってもらえると嬉しいです。
日本人初のスペースシャトル搭乗者となった毛利さんは
「宇宙から国境線は見えなかった」
とおっしゃっていました。
当事業所のの職員たちにはぜひとも
「toivoでは(障害のあるなしの)国境線は見えなかった」
と胸を張って言って欲しいと思っています。